長い間 頭痛にお悩みですと、ほとんどの方が病院で詳しい検査は受けられていることが多いです。
整形外科や脳神経科、内科、また最近はずばり頭痛外来という科もありますが、いずれにしてもCTやMRI、各種血液検査なども受けてしっかり調べて頂いたけれど「異常なし」。
重篤な疾患でないことは喜ばしい事ですが、痛みがおさまる訳ではなく、結局は鎮痛薬に頼らざるを得ないという場合。
その頭痛、もしかしたら「顎関節」の問題かもしれません。
「顎関節症」という言葉もかなり一般的になりましたが、必ずしもこの病名で診断を受けていなくても、アゴの状態から頭痛が引き起こされていると思われるケースはとても多いのです。
具体的には、
●歯の治療中の方
●噛み合わせに問題がある方(矯正中の方・マウスピースをお使いの方)
●口を大きく開けない、開けるとカクッと音がする、痛みがあるなどの方
●歯ぎしり、食いしばりグセのある方(朝、起きた時やフト気づいた時に顎が疲れている方)
●頬杖をつくことが多い方
●固いもの、逆に柔らかいものを好んで食べている方
●ストレスの強い方
…などに思い当たることがある場合、顎関節からの頭痛である可能性が高いです。
また、目の奥の痛み、眼精疲労、耳鳴りなども自覚されているかもしれません。
顎関節がナゼ頭痛の原因になるかというと、食事の時にモグモグとすると、側頭筋(=耳の上の筋肉)が動くことからおわかりになると思います。
噛む筋肉というの口の中・外に複数ありますが、歯の治療や食いしばりグセがあったりするとこれらが常に過緊張の状態となり、筋肉の血行不良を起こしたり、位置的に近い頸部の筋肉の緊張につながります。
さらに、その緊張にひっぱられて顎関節や頸椎の変位が引き起こされ、頭痛をひきおこす神経を刺激する可能性が高くなってしまうのです。
このようなケースでの当院のアプローチは、まずカイロプラクティックの手技で骨盤~脊椎の変位を調整し、頭蓋骨がバランスよく背骨の上にのる姿勢に近づけます。
(まず、骨組みの土台が安定することで、各種筋肉群が必要以上に緊張しなくてすむ状態を作ります)
その上で、頭蓋調整の手技で胸鎖乳突筋や側頭筋、咬筋などの筋肉群のストレッチや、必要に応じて顎関節のアジャストメント、また頭蓋骨の縫合まわりの過緊張を緩和するようなアプローチを行います。
この頭蓋調整の施術では顎のお痛みの緩和をかなりご実感頂ける方が多く、皆様たいへん感激されますので顎関節からの頭痛にお悩みの方には、是非お試し頂きたいと思っております。
歯の治療は時間がかかることもありますし、ストレスが強い方はナカナカすぐに解決できない問題である場合も多いと思います。
そんな時でも、せめてお体をしっかりとケアすることで不調を軽くすることは十分に可能なのです。
日常生活の注意点などもご説明させて頂きますので、どうぞお気軽にお越しください!
お一人でも多くの方にお役に立てる機会を、心よりお待ち申し上げております。
お電話ありがとうございます、
【頭痛・首肩こり専門 女性専門】千駄ヶ谷・カイロプラクティックでございます。